道の駅萩往還 従業員 各位
平成27年8月
道の駅萩往還 駅長:篠原 充
人間万事塞翁が馬
(にんげん・じんかん・ばんじさいおうがうま)
今から5年前の平成22年。私が道の駅萩往還を新たに立ち上げるため着任した際、広島の恩人から贈ってもらった色紙に書いてありました。
「人間万事塞翁が馬」とは中国の故事です。塞の国に住んでいた翁(老人)が、それはそれは美しい名馬を飼っていました。ある日、名馬が逃げ、老人が悲しんでいると、その名馬が何頭もの美しい馬を連れて老人の下へ帰ってきます。老人は喜びました。しかし、老人の息子がその名馬に乗っていたところ、落馬して骨折してしまいます。息子は怪我が元で激戦地への徴兵を免れ、命を落とさずに済みました。
人生の禍(わざわい)や福は、予測できないものです。私自身も、どんなに悪いことが起きても、前向き生きることによって、福に転じたことが何度もありました。
人間、本当に嫌な場所にはいられないもの。ここにいるみんなで、これからも頑張っていきましょう。
1か月ごくろうさん!