萩往還ヘッダ
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あらためまして。萩ガラス。
 みなさん、連休をいかがお過ごしですか?エキチョーです。

私が今から約11年前、萩に引っ越してきて
初めて知った「萩ガラス」。

一発で気に入り、花入れや酒器など、多数持っています。

萩ガラスは、「どっかのオッサンが、萩でガラスを売っている。」
と、ゆーよーな安易な代物ではありません。

江戸時代、中嶋治平という科学者が
酒器や医療用のガラスを萩で製造した記録文献を基に
復刻したという、「意味」のあるガラスです。

しかも、中嶋治平が志半ばで他界したため成しえなかった
「丈夫で高品質なガラス」の製造を、現代の科学技術をもってして
その志を継いだという「物語」のある工芸品です。

高杉晋作も愛用した萩ガラス。

その萩ガラスの「物語」と、品質の高さをアーカイブした番組が
広島のTV局:TSSで制作され、週末放送されました。

番組内のインタビューで、萩ガラス藤田社長が
「製品は、萩の入り口の道の駅(当駅)と、ガラス工房でしか買えない」と
バッチリ発言してくださったおかげで、当駅も大繁盛しています。

本日、お礼のご挨拶も兼ねて、萩市笠山にある
萩ガラス工房の藤田社長を訪ねました。
(もちろん、前から良く知っていますよ。)

DSC_2838.JPG
▲有名な観光地。笠山明神池。

ここを過ぎてすぐ、萩ガラス工房があります。

▲萩ガラス工房外観。


▲ガラス中吹きをシンボルにした看板。

DSC_2884.JPG
▲ギャラリー内観。

写真では外して撮影しましたが、お客様でいっぱいでした。

DSC_2901.JPG
▲作業中の藤田洪太郎社長。

元、大手セラミック会社勤務のご経歴があり
現在も、「あの機械の、あの部品(企業秘密)」の製造など
グローバルな技術者としての別会社も経営されています。

TVでも紹介されましたが、通常のガラス製品はソーダガラス。
炉の温度は、1,200〜1,250℃。

それに対し、萩ガラスは、1,500℃の高温まで熱して作る
たいへん強度の高いカリガラス。

加工時間が約30秒と、極端に短いため
ベテラン職人でも、苦労されるそうです。
DSC_2897.JPG
▲1,500℃の炉心。

また、独特の翠色(みどりいろ)の色は
萩ガラス工房がある、笠山の玄武岩を原料にすることによって
発色する「自然の色」。

この翠は、木々の緑のような美しい色で
私も酒器を10年以上使っていますが、全く飽きません。

DSC_2866.JPG
▲萩の翠。

写真の2客は、萩ガラスの最高級切子。

1客100万円です。

写真を撮りながら、とても気に入りました。

値切るのも失礼かと思い
「社長、これ、タダでちょーだい!」と、懐に仕舞いましたが
サスガに戻しておきました。

今回のTV番組で、最も良かった点は
萩ガラスのクオリティの高さを、しっかり伝えていただいた事。

1客1,000円(箸置きで500円)〜上は100万円。

だいたい2,000〜3,000円あたりが中心です。

これまで、地元萩でも、一部の方から
「萩ガラスは高い」という声を聴いたことがありますが
それは、ハッキリ云いますが、間違いです。

「安物」との違いを、ぜんぜんご存じない方の嫉妬。

「物の品質に、見合った値段」として考えると
萩ガラスは、「高級ガラス」として正当な値段。

物作りがライフワークの藤田社長は
世界のどこにもない、優れたガラス・セラミック製品をつくることが大好き。

「儲け」にはあまり感心が無い様子。

だから、良い物ができるのでしょうか。

現在、世界の市場から注目を集め始めた萩ガラス。

当駅で扱える事自体が、「萩往還プライド」のひとつです。




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