萩往還ヘッダ
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私の「ぐい呑み」。part.1
みなさん、こんにちは。エキチョーです。

昨日、一昨日と、東広島〜広島に行ってきました。

安芸津、竹原、西条の酒蔵見学が主体の視察で
いったいぜんたい、どれだけ酒を飲んだかわかりません。

同行していただいた「酒の違いのわかる男性」は
初日午前に訪問した一軒目の酒蔵からエンジン全開。

車中に酒の匂いが充満。

私は運転でしたので、宿の駐車場に着くまでは
「酒好きが飲めない・飲んではいけない」という拷問を体験しました。

2日目の広島では、百貨店で開催中の
「魯山人」の企画展を鑑賞。

ゴッホやピカソを欧州で初めて観たときと同じ
破格のスケールの美を楽しみました。

そして、本日道の駅に、ある小包が届きました。

先月末、広島で買った唐津焼のぐい呑みです。
DSC_5712.JPG
▲到着した箱。

DSC_5716.JPG
▲皮鯨 ぐい呑 慎太郎 と、書いてあります。

DSC_5721.JPG
▲開けてみる。

とても丁寧に梱包してあります。

作者は、内村慎太郎氏。

唐津焼の新進気鋭の若手作家です。

古陶磁に憧れ陶酔し、この世界に入られたそうです。

たまたま広島の百貨店の催事場で目にし
モデルのようなご本人と、美しい奥様のお二人から
直接購入しました。

その作品がこれです。
DSC_5781.JPG
▲皮鯨 ぐい呑

皮鯨(かわくじら)とは、口縁に黒い釉薬をかけ
文字通り、鯨の皮のような配色の
唐津の伝統的な手法のひとつです。

古い唐津の皮鯨は、黒の線が細く表現してありますが
本作は厚めで、斜めに降りたアクセントがとてもモダンな印象を受けます。

DSC_5768.JPG
▲口あたりの最も良さそうな部分。


▲反対側。

むしろ枇杷色が黒を強調する。

DSC_5825.JPG
▲高台周辺。

こちらにも、釉(うわぐすり)が縮れたような
伝統的な唐津の景色が見事に出ています。

梅花皮(かいらぎ)と云います。

唐津と萩は、どちらもルーツが朝鮮半島で
いわば兄弟のような焼き物。

萩焼にも、梅花皮の技法が用いられています。

左には、灰被りの景色も出ています。

見込みをみてみましょう。
DSC_5848.JPG
▲荒い砂石がところどころに顔を出す、良い景色。

控えめな淡い枇杷色が、酒を注ぐと明るく際立つ。

細かな貫入(ひびわれ)が、使い込んでいくうちに酒が滲み入り
成長し、枯淡の風情も見せてくれそうです。

(追記)
作品に、内村慎太郎氏の礼状が添えてありました。
DSC_5853.JPG
▲達筆。

感激。




| 「ぐい呑み」コレクション。 | 18:23 | comments(1) | - |
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| - | 2018/04/04 8:14 PM |
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