萩往還ヘッダ
エキチョーのブログTITLE
<< たまには問題のMさんをほめてみる。 | main | ミシュランガイド。広島特別版。 >>
極楽の匂い。
 ある日のことでございます。

御釈迦様は極楽の蓮池のふちを、お独りでぶらぶら
御歩きになっていらっしゃいました。
池の中に咲いている蓮の花は、みんな玉のようにまっ白で
そのまん中にある金色の蕊(ずい)からは
なんとも云えない好い匂いが、絶間なくあたりへ溢れて居ります。
極楽は丁度朝なのでございましょう。

「芥川龍之介(蜘蛛の糸)より」

私の知る限り、世界で最も美しい文頭である。

ここ何日か、当駅の周辺や、萩の市街地を
車の窓を開けて運転していると、なんとも云えない好い匂いが
車中に充ちる。

夏蜜柑の花が満開で、甘く清々しい香りが
萩の街中に溢れている。
DSC_7374.JPG
▲夏蜜柑の花。

一般的に、柑橘畑は人里離れた山の陽当たりの良い斜面にあるが
萩は、明治維新後、家禄を失った武士たちが収入を得るために
屋敷の庭で夏蜜柑を栽培し始めた歴史があり
現在も旧市街地からその周辺に数多くの夏蜜柑の木がある。

全国「かおり風景100選」にも選ばれた萩の市街地の夏蜜柑の花の香り。

心を洗われる。

DSC_7364.JPG
▲当駅敷地内の夏蜜柑の木。(写真右サイド)

象牙色の小さな花が、満開。

道の駅 萩往還
駅長 篠原 充
| - | 12:15 | comments(0) | - |
コメント
コメントする









CALENDAR
S M T W T F S
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031
<< August 2019 >>
SELECTED ENTRIES
CATEGORIES
ARCHIVES
RECENT COMMENT
モバイル
qrcode
LINKS
PROFILE